つっちゃんの歯列矯正ブログ

2019年1月からスタートした歯列矯正の経過ブログです。

抜歯1本目~左上の親不知抜歯~


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一本目の親不知抜歯(左上)

 

ここから最初(で最大かもしれない)の難関、抜歯が始まります。

私は小さい頃から虫歯になりにくい体質だったため、抜歯はもちろん初めての経験です。

歯列矯正をすると決めた以上抜歯は避けられないかもと覚悟していましたが、いざその日が近づいてくるととても不安でした。

 

私の場合、親不知を3本と八重歯の横(4番)を2本の計5本を抜くことになりました。

まずは虫歯のチェックも兼ねてかかりつけの歯医者へ。

 

虫歯はとくにありませんでした。

ワイヤー矯正の場合はわかりませんが、マウスピース矯正は虫歯があった場合治療してからスタートするのかもしれません。

 

そしてレントゲンを見ながら先生から説明を受けました。

「まず上の親不知は歯も小さいし真っ直ぐ綺麗に生えているから簡単に抜けます。」

 

「ただ下の親不知2本は完全に埋まっている上、右は神経に近く左はかなり深く埋まっているので、ここでは抜けません。大きな病院の口腔外科で抜いてきてください。

 

と市立病院への紹介状を渡され、予約日も決めることに。

ただ歯列矯正をしたいだけなのに、市立病院で抜歯までしなきゃいけないの、、と少し動揺しました。

なにより一番怖かったのは、「神経に近い親不知は抜いた時に神経に傷ができたりしたら、麻痺が残る可能性もある」と言われたことです。

万が一麻痺したら歯列矯正なんかしなきゃよかったと後悔しかねないですよね、、。正直このまま話を進めて良いものか少し悩みました。

 

とりあえず上の親不知の抜歯を年明けに行うことで決まり、市立病院へは1月中旬に予約をとりました。

 

帰ってからは暇さえあれば親不知抜歯についてネットでずっと調べていました。笑

とくに麻痺についてはヤフー知恵袋を読み漁りました。どうも麻痺が残る確率はものすごく少ないそうで、麻痺が出た場合でも半年~何年かかけて治っていくことが多いそう。

ただ絶対治ると言い切れるわけではない、、と。

 

まあ思っていたより少ない確率らしいので、ここは口腔外科の先生に任せてお願いしようと思い、上の親不知の抜歯へ。

(私は心配性なんですが結局楽観視する癖があります。笑)

 

上の親不知抜歯

 

そしてとうとう上の親不知を抜歯する日になりました。

先生や衛生士さんに気分はどう?大丈夫?と言われるたびに、「無理かもです、、」と言うくらい緊張していました。

 

個室の治療室に移動し、麻酔からスタートします。

コットンのようなものを奥歯に入れて、少し時間をおきます。後で調べて分かりましたがこれはいわゆる表面麻酔というもので、麻酔の麻酔、という感じみたいです。

 

コットンを取り、「では麻酔しますね。」と言いながら注射をされるのですが、表面麻酔のお陰で痛みは全くありません。

ちなみに後日行う口腔外科での抜歯では表面麻酔を行わず、すぐ局所麻酔だったのですが、腕の注射より痛かったです。なので痛みが苦手な方は表面麻酔をお願いするとだいぶ楽になるかもしれません。

 

麻酔を終えるとまた10分ほど待機させられました。徐々に口の感覚が麻痺していきます。

 

そしてとうとう椅子を倒されペンチのようなもので引っこ抜かれるのですが、正直痛みも何も感じませんでした。笑

緊張と不安でドキドキでしたが「もう抜けてるからね~」と言われたときは拍子抜けしてしまいました。

 

やはり歯も小さく綺麗に生えていたためすんなり抜けたようです。

 

その後15分くらいコットンを奥歯に入れて噛みながら止血します。

衛生士さんに出血を確認してもらい、治療は終了しました。

 

薬は三種類貰いました。ひとつは消毒用のうがい薬、そして化膿予防のカプセル錠剤、最後に痛み止めのロキソニンです。

 

先生からの注意事項として

  1. 喫煙、飲酒、過度の運動は控えること
  2. 今日は湯船には浸からないこと
  3. 今日ははみがき粉は使わずに歯磨きすること
  4. 傷口を触ったりしないこと
  5. うがいをしすぎないこと

 

と言われました。

とくにうがいに関しては、最初は血が出てきて気になるかもしれないけど、極力控えて下さいと念をおされました。

 

家に帰って鏡を見ると、ほんのり顔が腫れているのがわかりました。朝起きて浮腫んだ状態くらいの腫れ方です。

お腹は空いていたのですが、また麻酔が効いていて口の感覚がなかったので2~3時間はなにも口にしませんでした。

 

そして夜は大事をとっておかゆにしました。

 

正直初めての抜歯だったので、顔も腫れ何も食べられなかったら、、と心配していたのですが、次の日には普通の食事をとり、腫れも浮腫くらいのままでマスクも必要ないくらいでした。

 

ただうがいや歯磨きは傷口を気にしてかなり慎重に行いました。

化膿予防の薬もしっかり飲みましたが、痛みは出なかったのでロキソニンは飲みませんでした。

 

3日後に消毒と経過観察のために歯医者へ。

 

親不知を気にして奥歯までしっかり歯磨きを出来ていなかったのですがとくに問題はありませんでした。

 

そんなこんなであっという間に傷口もふさがり、大きな苦痛もなく一本目の抜歯が終わりました。

 

お、意外と余裕だったかも!抜歯は怖いけど麻酔が効けば痛くないし、腫れも思ったよりでないかもしれないぞ~

と余裕を見せ始め、一週間後意気揚々と口腔外科に向かうのですが、そんな上手くいくわけもなく、、

この上の親不知抜歯は、思い返すとほんの序章に過ぎませんでした。笑

 

次の記事から下の親不知抜歯の話になります。

それでは